秋の里山 高城山 2021年11月27日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 霧氷 ―

高城山へのスーパー林道が通行できるのも後数日。

霧氷の着くタイミングを待っていた。

しかし、氷点下で朝方に天気が悪くて風が強く、その後晴れるという日がやってこない。

残りの日が少ない中、今日は高城山頂上で風速15m。

気温は氷点下4.5度。

霧氷が期待できる。

所が、雲早トンネルを過ぎて高城山を眺めると霧氷は見えない。

これは駄目かなと思いながら高城山ショートコース登山口を目指す。



途中で2台がもう引き返してきた。

やっぱり駄目だったのかな。

登山口にはデリカとランクルが駐車中。



草紅葉の中を登って行く。

霜柱が出来ている。



上空はガスだが、遠くは晴れている。



やはり霧氷は影形もない。

レーダードーム横では、4名ほどのカメラマンが霧氷が付くのを待っている。

中に、昨年霧氷を見に来た時お会いした男性も居た。



気温は氷点下でガスも充分に流れている。

霧氷が付くはずなんだけれどなあ。



頂上の岩の陰で暫く待ってみる。



しまった。

冬用の温度計に変えていなかった。

この温度計は氷点下は測れない。



高城山三角点着。

やはり霧氷が付く気配はない。

不思議だなあ。

そうこうしている間に粉雪が降り出した。



諦めて西尾根を降り始めるとすごい強風。

みるみるうちにブナの枝に霧氷が付き始めた。



雪が激しくなってきたのでポンチョを着る。

ご夫婦が降りてきてお声がけ戴く。

高丸山や中津峰でお会いしたことのあるご夫婦だった。

暫くお話して先に行っていただく。



どんどん下っていくと、ますます霧氷が着き出した。



一旦林道に降りてから登山口まで引き返して登り返そうかと思うが、ここから登り返すことにする。



頂上の稜線では冷たい風が吹いて霧氷が発達してきている。



枯れたブナの葉にもアッという間に霧氷が付いた。



これで晴れると言うこと無しなんだけれど。



少しづつ霧氷が発達しているようだけれどとても寒い。



初霧氷に十分満足したので下山することにする。



東尾根に少し降りてブナの大木の霧氷を見る。



霧氷は付いているが、晴れていればなあと思う。



下山すると車に薄く雪が積もっていた。

ご夫婦がやってきて霧氷は付いていましたかと聞いてくる。

付き始めていますよと言うと喜んで登山準備を始めた。

林道を引き返し始めるとマイクロバスがやってきた。

霧氷見物のツアーかな?



ファガスの森で暖かいお蕎麦を戴く。

平井さんはガイドに出かけているとかでお留守だった。

先ほどすれ違ったバスがそうだったのかな。

もう少し山頂で頑張っていればお会いできたのに。

残念だ。



帰りの林道から見ると高城山山頂は真っ白。

おまけに日も差してきた。

引き返してもう一度登ろうかと思うが、家内はもう充分に堪能したと却下。

まだ早いので岳人の森に寄って、充さん特製のわらび餅を戴く。

話に夢中になって写真を写すのを忘れてしまった。

今日は初雪に初霧氷を充分に堪能することが出来た。

スーパー林道が閉鎖になる前にもう一度霧氷を見ることが出来たら良いのだけれど。





総歩行距離 2.6km

累計標高差 ±225m

総行動時間 3時間4分





里山倶楽部四国

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