秋の里山 高城山 2021年11月29日  
里山倶楽部四国編 

- 高城山 ―

昨日は、絶好の霧氷日和だったようだ。

多くの歓喜のレポートがアップされている。

私は、以前から頼まれていた大滝山の観光ガイド。

家内はとても残念そうだ。

今日は朝から快晴の予報。

しかも高城山の最低気温は3度と高い。

霧氷は期待できないが、もしかしたらと思い高城山へ。

神山に来ると気温は0.6度。

予報よりかなり低い。

これなら1,600mでは氷点下かな。



しかし、岳人の森付近まで標高が上がると気温は5度ほどとなる。

変だなあ?

スーパー林道に入ると目の前に高城山がドーンと。

快晴で最高の登山日和だが霧氷はない。



作業小屋から出発。

なんと気温は5.8度もある。

此処で霧氷はきっぱりと諦める。



稜線まで登ると目の前に樫戸丸から剣山までの山並みが一望。

剣山頂上にも白いものは見えない。



いつものブナの倒木で一休み。

温かいコーヒーともみじ饅頭で一休み。

霧氷もないので急ぐことはない。



倒木の室の中のブナの幼木も枯れてしまっている。

また来春には葉が出てくるのだろうか。



急坂を登り始めると残雪がある。

うっかりスリップ等すると大変なので慎重に登る。



登りきると、お約束のご褒美。

大絶景が目の前に広がる。



三嶺もクッキリと見える。



赤帽子山と寒峰の間には東赤石山や二ツ岳。

こんなにクッキリと見えたのは初めてだ。



三嶺と塔の丸の間には手箱山と筒上山も見えている。

塔の丸の上に、ほんの少し二の森と石鎚山が見えているような気もする。



南つるぎの山並みの向こうに輝いているのは海だろうか。



高城山山頂着。

残念だが霧氷はない。

その代わりに残秋の青空の下に広がる大パノラマ。



石立山と一ノ森、剣山



平家平



スッカリ葉を落としたブナの向こうに朝日が輝く。

一気に空気が穏やかになる。





十分に展望を楽しんで下山。



僅かに残った雪を踏みしめていく。



上空を沢山の飛行機が飛び交っている。

下弦の月も残っている。



気温は7.8度と今の時期にしては高い。



西尾根を降りてから林道を引き返す。

青空に葉を落としたブナが美しい。

石立山の頂上が雲に隠れた。



時々ライダーが通り過ぎていく。

冬季閉鎖まで残り少ないスーバー林道を楽しんでいるのだろう。



徳島のへそからの雲早山~高丸山



吉野川の向こうに大鳴門橋



高城山の北側は日が当たらないせいかツララが多い。



少し触ると折れてしまった。



ツララの向こうに名残の秋空が見えている。



ファガスの森に寄って平井さんにツララをプレゼント。

お返しにホッカホカの焼き芋を頂いた。



お昼のお弁当を食べているが、美味しそうな匂いに負けて燻製カレーを戴く。

12月1日からはスーパー林道が閉鎖されるのでファガスの森はお休み。

高城山の霧氷も見に来ることは出来ない。

せめて12月中は通行可であれば良いのにと思う。





総歩行距離 7.8km

累計標高差 ±603m

総行動時間 4時間54分


里山倶楽部四国

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