上蒜山  1202m 2004/9/18
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心配していた天気も、今朝の予報ではそうひどくもなさそうだ。
雨なら、三平山にでも登ろうかと思ったが、何とかなりそう。
6時20分に高松の家を出発。
コンビニで弁当を仕入れて、高速で一路、蒜山インターへ向かう。



蒜山SAに8時に着く。
コーヒーと、屋台のコロッケで朝食。

SAから見た蒜山三山は、完全にガスの中。



上蒜山スキー場の駐車場に駐車。
誰も来ていない。
8時30分に出発。
高松からだと剣山へ行くのより早いかも?

此処が標高550m。
1200mの頂上まで650mの標高差。
ヨメナ?が沢山咲いている。



ミゾソバとイヌタデ

登山道入り口までは、平坦な牧場の中の道を行く。
ミゾソバやピンクのツリフネソウが群生している。



ツリフネソウ(ものすごい数の群生で道がピンクに染まっている)と登山口



ススキの穂はまだ白くなっていない。
キンミズヒキ、ツリフネソウ、ヤマハッカ、ゲンノショウコなどが
咲き乱れている農道を行く。



百合原牧場の中の鉄条網で囲われた中を進む。
牛が入らないようにしてあるのだと思うが、大きな牛糞が沢山落ちている。
踏まないように気をつけていく。
牛さん達は、遠くで寝転がっている。
私達の姿を見つけて、こちらに歩き出してきた。
ジャージー牛はおとなしいらしいが、巨体はやっぱり怖い。
足を速める。



白やピンクのゲンノショウコが一面に生えている中を進むと
900mで登山口に着く
案内板の一番左のコースが今日の登山コース。

振り返ると蒜山高原が一望出来る。



登山道に入り薄暗い杉の植林対を行く。
二合目を過ぎると尾根道となる。
振り返ると眼下に駐車場や、牧場がよく見える。
小型バスが着いて、団体客がやってきた。
ジャージー牛がノンビリ寝転がっている。



アキノキリンソウがひときわ鮮やかに咲いている。秋の野にに黄色の花はよく目立つ。



左の花はなんだろうか?



マツムシソウが、岩場に沢山咲いている。
右はホクチアザミ(トウヒレン属)



三合目を過ぎると、段々と道は急になる。
ガスも出てきて、見晴らしは全くなくなる。
擬木の階段があるが、一段が高くて足の短い私では、登るのに非常に骨が折れる。



タムラソウが、山道のあちこちに咲いている。



ワレモコウが風に揺れている。
右は不明花




サイヨウシャジン(ツリガネニンジンとの区別が良く解らない)が所々に咲いているが、
写真を写しながら急坂を登るのがきつくなってくる。

三山を縦走するというご夫婦二組に追い抜かれる。

下はオケラ?



ツルリンドウが山道に生えているが、隠れているため踏みつけられて痛々しい。




ヤマハッカと思われる花がが所々群生している。
シロバナもあった。
ネットで検索すると、サンインヒキオコシらしい。
???



左は不明花
五合目を過ぎると、快適な尾根歩きとなる。
しかし直ぐ急登が始まる。



左はコウゾリナに似ているが、花の付き方が?
ツルニンジンは秋の定番。蒜山でもしっかり咲いていた。



ピンクのママコナが一面に咲いている。
右はヒヨドリバナ






左はヤマラッキョウのツボミ?

やっと八合目(槍が峰)に着くが展望は全くなし。
登山口から此処まで70分が標準タイムだが、100分ほどかかった。
思いの外の急登と花の多さにかなり疲れてしまった。
此処でコーヒータイム。
本来ならこの山で一番の展望を愉しめるはず。残念だ。



色が薄いがホソバシュロソウだと思う。

しばらく休んでいると雨が降り出した。
先を急ぐ事にする。

続く