夏の里山 大川原高原     2015/08/09
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- 久しぶりの山歩き 吹く風が心地よい -

裏銀座の山歩きを楽しんでからもう二週間が過ぎた。

剣山ではキレンゲショウマも満開のようだ。

山歩きを再開したいが、家内はまだ病院へ毎日通っている。

今日は病院は休みだが、まだ剣山には登るのは無理だと言う。

家内は、鏡平からの雨のチボ岩で転倒して向こう脛を強打した。

転倒して膝などを強打することは、私達には良くあることで出血もあったが気にせずに温泉に入って帰った。

所が、帰ってから3日ほどしてから足が腫れてきて痛いという。

病院で見てもらうと、傷が深く血管が傷ついて血栓が出来ており傷口が壊死しているとの診断。

水の溢れた河原を歩いたことも有り、雑菌などが傷口から入って壊疽することもあるらしい。

また血栓が原因で梗塞などの危険も有り、放っておくと一大事と言うことで治療を続けている。

青く内出血してた所は黄色くなって大分良くなってきたが、血栓除去に手間取っている。

もう随分と良くなっているが、完治にはまだしばらく掛かるようだ。

それではと、大川原高原でも歩いて気晴らしをすることにする。




トレランの人達に感心しながら一軒茶屋に向かう。

駐車場ではロードバイクの人達が休憩していた。

この暑いのに、朝早くから頑張っている人達が多いのに驚く。

ヒメジョオンがまだまだ綺麗に咲いている。

秋深くまで新鮮な花を付け続ける花だ。



オトギリソウやアキノタムラソウも咲いて、夏真っ盛り



ゲンノショウコやキカラスウリの花も、少しばかりだが咲いている。



ノリウツギが咲き始めている。

ノリウツギは数あるウツギ類の中で一番遅く咲き始める。

大きな装飾花の中に、小さな両性花が沢山咲いている。

傷ついたジャノメチョウが吸蜜している。

6月に生まれて、先月の台風で傷ついたのだろうか。



アジサイはもう盛りが過ぎているが、それでも綺麗に咲いている。

テリハラノイバラも所々に咲いている。



シコクママコナが咲き始めている。

遊歩道に入ると暑さが和らぐ。



ウツボグサも咲いているし、綺麗なジャノメチョウも飛び回っている。



カワラナデシコが咲き始めていてトウバナはもう花期の終わり。



オオナンバンギセルは、まだ蕾もあるが花は痛んでいる。

ダイコンソウは丁度花の盛りで沢山咲いている。



シュンジュギクがこれでもかと言う位咲いている。



展望台からは霞んでいて見晴らしは悪い。



アオテンナンショウが実を付けているがまだ青い。



旭ヶ丸頂上のヤマボウシの実は、赤く熟れ始めている。



シコクママコナやカラマツソウが咲き始めている。



ヒメキンミズヒキとコフウロも。



高丸山や雲早山方向は霞んでいる。



不動峠のヤマナシが熟れていた。



サワオトギリが咲き始めていて、もう夏の雰囲気



高鉾山本峰に登って木陰のベンチで休憩。



日本で一番美しいと言われるミヤマアカネが飛んできて留まった。

人なつこいトンボだ。

翅脈は赤くなっているが、縁紋はまだ白い。

もう少し成熟すると全身が赤化して真っ赤になる。

ホバリングしている姿が美しい。



高鉾山に向かうと樹齢100年以上のアセビの大木が倒れていた。

まだ根の一部が残っているためしばらくは枯れることはないだろう。



高鉾山の山頂標識の文字がまた薄くなってきている。

ツマグロヒョウモンが飛んできて、アセビの若葉に留まった。



ヒオウギが花の盛り。

最近、大道丸のヒオウギを見に行っていないなあ。

今年も大群落で咲いていることだろう。



林道を帰るがノリウツギが咲き乱れている。



ボタンヅルも勢いよく咲いている。



ミゾホウヅキもまだ沢山咲いている。



ノリウツギが満開になると、真っ白で雪が積もっているように見える。



アケボノソウは沢山生えているがまだ花は少し先のようだ。

しかし気の早い花は咲いている。



クサギも殆ど蕾だが少し咲き始めている。



まだ元気に咲いているコマツナギをみっけ。



ヘクソカヅラも顔を覗かせている。



ヌスビトハギはもう独特の山実が出来ている。



ムギワラトンボに送られて駐車場に帰ってくる。

トレランの方々が大勢休憩されていた。

佐那河内のコンビニの所から、2時間から2時間半で登ってきたらしい。

凄いなあ。

今日は久しぶりの山歩き。

吹く風も涼しく気持ちの良い時間を過ごすことが出来た。

家内の足も痛くならず、久しぶりの気分転換が出来て喜んでいた。

今週はお盆で阿波踊りが始まる。

久しぶりに母校の総会に出て、旧友と一杯飲む予定だが楽しみだ。




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