真夏の竜王山  2004/7/3
 
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夕方野暮用があるため、山行きは諦めていたが6時までに帰ってくれば何とかなりそうだと言う事で
近くの竜王山に行く事にする。朝から温度計はどんどん上がっている。

奥の湯温泉の上の奥の湯ふれあいの里の駐車場に車を止める。
10時40分出発。



ヤブカンゾウが畑の脇に沢山咲いていた。憂いを忘れる花らしい。
猛暑の中では、姿がすっきりしていないせいか、よけいに暑さを感じさせる。



大手前高校の塩江寮へ進むと、徳島から来られたご夫婦と会う。
初めての竜王山だと言われたので、最初ご案内かたがた進む。



トキワハゼ(ピンぼけ)           アカショウマが沢山生えている。
ここから山頂までびっしりと生えていた。



ウツボグサも道端に沢山生えていて、ずっと山頂まで見かけられたが、少し弱々しく
ひょろっとしている。

山麓に広がる茶畑では、収穫の真っ最中。
機械で苅って、エアで後ろの袋に取り組むらしい。帰りまで一日中やっていた。
ご苦労様。



冬の間は猪が掘り返している所にある廃屋。
雪の下が群生しているが花の時期は終わっている。
セリの花が沢山植わっている。




立派なクチナシの木があった。
八重のクチナシは、真夏の太陽を受けて気品さえあるように見える。
実はこの花を写すために、谷間に入っていき、大量の虫に取り付かれ
しかもシャツの布地にしつこく絡んで、取り除くのに大変だった。




ホタルブクロも至る所に生えている。            ダイコンソウ
標高の低い所は真っ白。頂上付近では少し紫色をしていた。                              !



クルマバナもあぜ道には沢山咲いている。
トウバナとの違いが今ひとつ?
昨年まで荒れていた道は舗装され排水溝まで出来ている。



三つ葉の花だと蘭ちゃんに教えていただいた。(右上)
あのお吸い物に浮かべているミツバと同じなの??

コマツナギ。馬をつないでも大丈夫なほど強い木だとか。(右下)





30分ほど登ると舗装路にでる。
ここからはキャンプ場まで1.5kmは舗道歩きをしなければならない。



カトリソウ(右)植えていると蚊が寄りつかないそうだ。



キャンプ場への分岐をバンガロー方向へ行くとオカトラノオが目立つようになる。
この花も頂上まで至る所に群生していた。



バンガローに付くと一台車が泊まっていた。
一組山に登っているようだ。
山からの湧き水で顔を洗い、のどを潤す。
この時水を補給しなかった事が後から悔やまれる。
徳島から来たご夫婦は、暑さで参っている様子。
頂上まで行けないかも知れないと弱気だが、励まして先に出発。



不明                         キンミズヒキ



キカラスウリの花を初めて見た。蔓に順番に花とツボミが並んでいる。
ツボミは沢山あってこれから沢山の花を咲かせるだろう。
悲しい事に下山の時見ると、誰かがツルごと引き出して、ツルが折れてしまっていた。
(怒)

三合目を過ぎると、風のない樹林帯に入る。
冬は良いが、真夏はとても耐えられない。汗が体にまとわりつき、頭が霞んでくる。


続く