立山アルペンルートの旅  その3
 
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黒四ダム 2004/5/1

室堂の白銀の世界を楽しんだ後、トロリーバスで立山連峰の下を潜り大観望へ。

展望台へ出る所には、大きな雪のトンネルがある。
一番上の展望台も何bもの積雪のため登る事は出来ない。
除雪してある下の展望台より、黒部渓谷を見下ろす。
飛騨山脈と立山連峰に挟まれたこの急峻な渓谷は、雪解け水を集め黒部川となって黒部市に達している。
本当に目のくらみそうな山並みが続いている。
赤沢岳の直下、黒部ダムを見下ろすとロープーウェイが遙か下から上がってきている。



左より赤沢岳2678m、スバリ岳2752m、針ノ木岳2821mを望む。



飛騨山脈パノラマ展望 左から白馬、鹿島槍、岩小屋沢、鳴沢、赤沢、スバリ、針ノ木、そして南沢、野口五郎、
水晶、黒部五郎方面そしてその奥に槍ヶ岳、穂高が続いている筈だ。



中央奥に見えるのは槍ヶ岳の頂上?(上の画面右端を拡大)



黒部渓谷の景観を楽しんだ後ロープーウェイで黒部平まで下りる。
立山頂上から黒部平までスキーで下りている人達が何人かいる。
ものすごい傾斜を物ともせず滑り降りる彼らのパワーは私には想像もつかない。



黒部平で振り返ると、先ほど乗ってきたロープーウェイと雄山が迫って見える。



黒部ダムへはケーブルカーでトンネルの中を下りる。
雪解け水で湖水は緑に濁っている。
水量が少なく観光放水はやっていない。



ダムのアーチの上を歩き、展望台まで階段を上がる。
ダム湖の向こうに、白く輝く山並みが見える。赤牛岳、水晶岳方向だろう。
さすが黒四ダム迫力のアーチ



黒部別山をバックに。
黒部渓谷の谷の切れ目に白馬連山が白く輝いている。(左の写真右奥を拡大)



3時過ぎとなって陽が傾き立山連峰の山肌が美しく輝いている。
黒部ダムから再度トロリーバスで扇沢駅へ。
朝別れた観光バスが、遙か迂回して私たちを待っていてくれた。



大町から真っ白に輝く白馬連峰や青木湖の景観を楽しみながら栂池のホテルへと向かう。

鬼無里水芭蕉へ